「ごめんなさい。」が言えない

 

『ごめんなさい。』

 

誰かにちゃんと謝らなければいけない時ほど、

 

言えないことはありませんか。

 

 

自分が謝ることで相手に負けた気がする

 

自分がしたことが受け入れられない

 

謝っても許してもらえなかったら…

 

 

こんな風に、謝れない理由は色々あると思います。

 

この3パターンの場合でそれぞれの裏にある価値観を見てみると

 

勝ち負けを気にする≒弱者になりたくない

 

自分の過ちを受け入れられない≒自分を"悪い子"だと思いたくない

 

相手が受け入れてくれないことを恐れる≒愛されない自分になりたくない

 

というように、自分が拒絶する状態にならないように自分を守っています。

 

でも【本当は謝らないといけない】と思っているので自分を守る行為なのに

 

気持ちが落ち着かない状態になります。

 

『本当にそれでいいのか?』

 

『自分が同じような態度をされたらどうだろう?』

 

このように自分を裁く意識が湧いてくるでしょう。

 

これは苦しいですよね。

 

 

 

 

 

対人関係において、必ずと言っていいほど"あやまち"は起こるものです。

 

ということは人はあやまちを犯す可能性がありながら関わり合っているのです。

 

だからこそ、謝ることがペナルティーのようなイメージを持つ必要はないと思います。

 

 

もちろん、その事象がどのようなものかによって

 

その出来事を簡単には受けとめられない、と感じる事もあるでしょうから

 

軽々しく『素直に謝ればそれでいい』と言えることでもありません。

 

 

 

 

ただ、

 

謝るのを躊躇する程の出来事が起きた時は

 

人生においてはとても大事なタイングと言えます。

 

 【なぜ自分が相手に対してそれをしてしまったのか】

 

これを見つめることは怖いことですが

 

深く自分を理解する機会になります。

 

 

 

 

 

【本当は謝らないといけない】と思っている時の『ごめんなさい。』

 

これは自分の立場をおびやかすものではありません。

 

弱者になるわけでも愛されない存在になるわけでもありません。

 

 

その出来事に向きあって、『ごめんなさい。』が言えたなら…

 

 

 

 

あなたの心に「独りじゃないよ」と

 

きっと伝えられるでしょう。

 

自尊心はそんな行為からも生まれるのではないでしょうか♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2017/3/3   kyoko